竹久夢二展

 現在、京都高島屋で開催中の
竹久夢二展
に行ってきました。

美人画で有名な竹久夢二の作品が、夢二郷土美術館と竹久夢二伊香保記念館のコレクションより厳選されて展示されています。



有名な絵画作品だけでなく、着物や半襟の図版、本の装丁原画、スクラップブックや遺品などもあって、盛り沢山でした。

なにより凄いと思ったのが、スケッチの数々。
夢二の筆跡がありありと感じられ、のびのびとした線が素晴らしかったです。

量もたくさんあって、見ごたえ充分でした。
完成された作品も魅力的ですが、ラフスケッチや原案も見ていて楽しいものです。



夢二の描く女性の体は、ラインが素敵ですね。
月並みな表現ですけど、ふぁんと女性の色香が漂ってきそうな感じ。




あとはデザインも好きです。
今見てもお洒落で格好良い。
文字の形といい、色使いといい…

そんなデザイン画を元にしたお土産を買いました。



夢二がデザインしたパッケージのキャラメル。
伊香保記念館の限定品だそうです。
このデザインの原画も展示されていました。



図録も買いましたが、私が特に気に入った作品が収録されていなくて残念でした…
女性が布団にもぐって寝ているところのスケッチだったのですが。




竹久夢二は、私の祖父の名前の由来だったりもして、思い入れのある作家です。
夢二の絵や特集が載っている本も何冊か持っていて、たまに眺めてみたりしています。
今回、京都で観ることができて満足です。




『竹久夢二展』は、京都高島屋にて1月25日まで。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です